2007年9月20日木曜日

渋谷温泉爆発事故ガス抜き配管に欠陥

渋谷の温泉で女性従業員3人が死亡した爆発事故はガス抜き用配管に構造上の
不備があった疑いのあることがわかった。

警視庁の調べでは機械室の換気扇は事故当時正常に稼動していた可能性が高い
ことがわかった。

しかし配管から換気扇の処理能力を超える天然のメタンガスが機械室に
充満したために静電気により爆発したのではないかということだ。

渋谷の温泉爆発事故を受けて地方自治体が温泉を調査したところ、
温泉の天然ガスの危険性については温泉ではあまり認識していなかった。

法律上も温泉の天然ガスについては危険を回避するような規定は
無かったようで、温泉がたくさんある日本では考えられないほど、
温泉の天然ガスに対する警戒は渋谷の温泉爆発事故までは少なかった。

温泉は心身のリフレッシュのためなどに古くから日本では親しまれてきた。
その温泉で起きた死亡事故だけに爆発原因についてより詳しく調べる必要が
あるだろう。

人気blogランキングへ
渋谷・温泉爆発3カ月…ガス抜き配管に“欠陥”判明
(イザ)より引用します。
■換気扇、処理能力超え引火か

 東京都渋谷区の温泉施設で女性従業員3人が死亡した爆発事故で、爆発があったシエスパ別館(B棟)地下1階機械室に設置されたガス抜き用配管に構造上の不備があった疑いのあることが19日、分かった。機械室の換気扇は事故当時、稼働していた可能性が高いことも判明。警視庁は、配管から換気扇の処理能力を超えた天然のメタンガスが排気されて機械室内に充満し、制御盤のスイッチの静電気が引火して爆発したとみて、構造上の複合的な欠陥を焦点に、事故のメカニズム解明を進めている。

以上引用しました。