2007年11月13日火曜日

日銀金融政策現状維持へ

日銀は金融政策決定会合を開き、現状政策の維持を決める見通しだ。
このところ株式市場は急落している。
日経平均株価は一時15,000円を割り込んだ。

外国為替は円高に振れている。
1ドル110円を超えた水準に円高が進んでいる。
円高と言うよりはドル安と言える。

ドル安は先週から急に進んだ感じがする。
これがドルの急落につながらなければいいと思っているが、
どうなるのかはわからない。

アメリカのサブプライムローン問題で金融市場の収縮が起こり、
ニューヨークダウ平均株価が下落をしている。

ニューヨークダウ平均株価の下落がアメリカでの消費意欲を減らして、
アメリカ経済が悪化すると考えられている。

日銀は金利が低いので、金利を上げたがっていると思う。
しかし今金融引き締めをすれば、さらに円高や株安が進むだろう。

かといって利下げをするには金利が低すぎる。
ゼロ金利政策には戻れないだろう。
どちらにも動けないので現状維持を選択せざるを得ないのだと思う。

人気blogランキングへ
金融政策、現状維持へ=サブプライム問題深刻化で-日銀
(ヤフー)より引用します。
日銀は13日、金融政策決定会合を開き、政策金利である無担保コール翌日物を年0.5%に誘導する現行政策の維持を決める見通しだ。米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き問題が深刻化し、株安や円高が進行するなど金融・資本市場の動揺は依然終息していない。このため、会合では利上げ見送りが妥当との意見が多数を占めるとみられる。

以上引用しました。