2007年8月30日木曜日

奈良県妊婦流産事件の感想

奈良県で妊婦が消防車に乗ったものの搬送先の病院が
なかなか決まらずに、流産する事件があった。

奈良県では去年も妊婦が転院を断られて、妊婦が死亡する事件が
あったが今回も病院がなかなか決まらずに流産してしまった。

今回の妊婦はかかりつけの医師がなかったために、
システムがうまく機能しなかったという話もある。

しかしかかりつけの医師がいなくても、妊婦が出産しそうになったら、
どこかの病院にできるだけ早く入院できるようにするべきだ。

日本は今少子高齢化に急速に向かっている。
新しく生まれてくる命を大切にする環境を
しっかりと整えなくてはいけないと思う。

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産科医療の遅れ、奈良でまた
(イザ)より引用します。
奈良県内では昨年8月、大淀町立大淀病院で分娩(ぶんべん)中に意識不明となった妊婦=当時(32)=が次々と転院を断られ、死亡する問題が起き、これをきっかけに産科医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さが指摘された。

 大淀病院は今年4月から、産科を休診。同県の中南部地域では、五條市の県立五條病院が昨年4月に産科を閉鎖し、大和高田市の市立病院でも同年6月、妊婦の受け入れを周辺5市町に限定するなど、現状では大規模病院の産科がゼロという異常事態になっている。

以上引用しました。